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2025年3月19日 (水)

■03/09(日)~03/15(土) のセキュリティ関連情報

目 次
【1】GitLabに複数の脆弱性
【2】Junos OSに任意のコード実行の脆弱性
【3】複数のApple製品に脆弱性
【4】Google Chromeに複数の脆弱性
【5】Apache Tomcat partial PUTにリモートコード実行、情報漏えいや改ざんの脆弱性
【6】警察庁が「令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」を公開
【7】総務省、警察庁および経済産業省が「不正アクセス行為の発生状況及びアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況」を公開
【8】内閣サイバーセキュリティセンターが「インターネットの安全・安心ハンドブック」を改訂
【9】JPCERT/CCが「JSAC2025 開催レポート - Workshop & Lightning Talk -」を公開
【10】複数のアドビ製品に脆弱性
【11】複数のマイクロソフト製品に脆弱性
※紹介するセキュリティ関連情報の選定基準は以下のページをご覧ください。
https://www.jpcert.or.jp/wr/


【1】GitLabに複数の脆弱性
情報源
https://about.gitlab.com/releases/2025/03/12/patch-release-gitlab-17-9-2-released/

概要
Gitlabには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。


【2】Junos OSに任意のコード実行の脆弱性
情報源
https://supportportal.juniper.net/s/article/2025-03-Out-of-Cycle-Security-Bulletin-Junos-OS-A-local-attacker-with-shell-access-can-execute-arbitrary-code-CVE-2025-21590

概要
Junos OSには、任意のコード実行の脆弱性があります。この問題は、当該製品を開発者が提供する修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。


【3】複数のApple製品に脆弱性
情報源
https://support.apple.com/ja-jp/122281

概要
複数のApple製品には、脆弱性があります。Appleは、今回修正された脆弱性について悪用された可能性があるという報告を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
https://support.apple.com/ja-jp/122283

https://support.apple.com/ja-jp/122284

https://support.apple.com/ja-jp/122285


【4】Google Chromeに複数の脆弱性
情報源
https://chromereleases.googleblog.com/2025/03/stable-channel-update-for-desktop_10.html

概要
Google Chromeには、複数の脆弱性があります。Googleは、今回修正された一部の脆弱性について悪用された可能性があるという報告を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。


【5】Apache Tomcat partial PUTにリモートコード実行、情報漏えいや改ざんの脆弱性
情報源
https://jvn.jp/vu/JVNVU93567491/

概要
Apache Tomcat partial PUTには、リモートコード実行、情報漏えいや改ざんの脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。


【6】警察庁が「令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」を公開
情報源
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R6/R06_cyber_jousei.pdf

概要
警察庁は「令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」を公開しました。この文書では、令和6年中におけるサイバー攻撃やサイバー犯罪の情勢および今後の取組についてまとめられています。サイバー攻撃の情勢では、政府機関、交通機関、金融機関などの重要インフラ事業者に対するDDoS攻撃とみられる被害や情報窃取を目的としたサイバー攻撃、国家を背景とする暗号資産獲得を目的としたサイバー攻撃事案などを挙げています。また、令和6年におけるランサムウェアの被害報告件数は、222件と引き続き高水準で推移しているとのことです。


【7】総務省、警察庁および経済産業省が「不正アクセス行為の発生状況及びアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況」を公開
情報源
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01cyber01_02000001_00236.html

概要
総務省、警察庁および経済産業省は連名で「不正アクセス行為の発生状況及びアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況」を公開しました。この文書では、令和6年1月1日から12月31日までの間における不正アクセス行為の発生状況、および国家公安委員会、総務省または経済産業省のいずれかに係るアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況および募集・調査した民間企業等におけるアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況について記載されています。


【8】内閣サイバーセキュリティセンターが「インターネットの安全・安心ハンドブック」を改訂
情報源
https://security-portal.nisc.go.jp/guidance/handbook.html

概要
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は、サイバーセキュリティに関する普及啓発活動の一環として、「インターネットの安全・安心ハンドブック」のVer5.10を公開しました。Ver5.10では、サイバー空間の最新動向や、今特に気を付けるべきポイント等を踏まえた改訂がされています。


【9】JPCERT/CCが「JSAC2025 開催レポート - Workshop & Lightning Talk -」を公開
情報源
https://blogs.jpcert.or.jp/ja/2025/03/jsac2025-workshop-lightning-talk.html

概要
JPCERT/CCは、「JSAC2025 開催レポート - Workshop & Lightning Talk -」を公開しました。JSAC2025開催レポートは3回にわけてカンファレンスの様子を紹介します。第3回はWorkshopとLightning Talkについて紹介しています。


【10】複数のアドビ製品に脆弱性
情報源
https://www.jpcert.or.jp/at/2025/at250006.html

概要
複数のアドビ製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
https://helpx.adobe.com/security/security-bulletin.html


【11】複数のマイクロソフト製品に脆弱性
情報源
https://www.jpcert.or.jp/at/2025/at250005.html

概要
複数のマイクロソフト製品には、脆弱性があります。同社は、今回修正された一部の脆弱性を悪用する攻撃をすでに確認しているとのことです。この問題は、Microsoft Updateなどを用いて、更新プログラムを適用することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
https://msrc.microsoft.com/blog/2025/03/202503-security-update/