無線LANのセキュリティ対策
総務省より「無線LANの利用における注意点の周知について(情報提供)」の注意喚起がありました。
また、2008年10月21日のNHKニュースでは無線LANの暗号化方式であるWEPを瞬時にして解読するアルゴリズムが神戸大学の森井昌克 教授から発表されたそうです。
無線LANのWEPを解読する方法がついに登場、まもなく解読プログラムを公開予定されており、WEPを利用した無線LANは、このままでは暗号化方式としてWEPは意味をなさず、早期にWPAやWPA2に移行する必要があります。
以下、総務省より
「無線LANの利用における注意点の周知について(情報提供)」
無線LANの暗号方式については、「安心して無線LANを利用するために」
(平成19年12月)において、「WEP」より強固な暗号方式の利用を推奨してき
たところですが、今回、WEPで暗号化された情報が数秒で解読される手法が発
見されたという報道がありました。
そのため、貴団体所属の会員におかれましては、「安心して無線LANを利用す
るために」を参考に、改めて利用者に対して「AES/WPA2」等のより安全
な暗号方式を利用するよう周知していただく等の適切な対応をお願い致します。
(参考)
安心して無線LANを利用するために(平成16年4月)
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/lan/index.html
「安心して無線LANを利用するために」の改訂版について(平成19年12月)
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/071214_1.html
Gigazine 記事
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20081013_wep_morii/