■04/23(日)~05/06(土) のセキュリティ関連情報
目 次
【1】複数のCisco製品に脆弱性
【2】Google Chromeに複数の脆弱性
【3】Service Location Protocol実装機器がサービス運用妨害(DoS)攻撃に悪用される可能性
【4】複数のVMware製品に脆弱性
【5】複数のZyxel製品に脆弱性
【6】WordPress用プラグインAppointment and Event Booking Calendar for WordPress ‐ Ameliaにクロスサイトスクリプティングの脆弱性
【7】OpenSSLの64ビットARM向けAES-XTS実装に入力バッファ外読み込みの脆弱性
【8】NICTが「NICTER観測統計 - 2023年1 月-3月」を公開
【9】IPAが「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン 第3.1版」を公開
【10】IPAが「令和4年度中小企業等に対するサイバー攻撃の実態調査」の調査実施報告書を公開
【11】JPCERT/CCが「攻撃キャンペーンDangerousPasswordに関連する攻撃動向」に関するブログを公開
【12】JPCERT/CCが「2023年1月から3月を振り返って」を公開
※紹介するセキュリティ関連情報の選定基準は以下のページをご覧ください。
https://www.jpcert.or.jp/wr/
【1】複数のCisco製品に脆弱性
情報源
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-spa-unauth-upgrade-UqhyTWW
概要
複数のCisco製品には、脆弱性があります。影響を受ける製品、バージョン、解決策については開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/publicationListing.x
【2】Google Chromeに複数の脆弱性
情報源
https://chromereleases.googleblog.com/2023/05/stable-channel-update-for-desktop.html
概要
Google Chromeには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は開発者が提供する情報を参照してください。
【3】Service Location Protocol実装機器がサービス運用妨害(DoS)攻撃に悪用される可能性
情報源
https://jvn.jp/vu/JVNVU92686627/
概要
Service Location Protocol(SLP)を実装した機器が、サービス運用妨害(DoS)攻撃に悪用される可能性があることが報告されています。この問題は、サーバへのネットワークアクセスを無効にするか制限することで回避することができます。詳細は関連文書を参照してください。
関連文書
https://www.cisa.gov/news-events/alerts/2023/04/25/abuse-service-location-protocol-may-lead-dos-attacks
https://www.bitsight.com/blog/new-high-severity-vulnerability-cve-2023-29552-discovered-service-location-protocol-slp
【4】複数のVMware製品に脆弱性
情報源
https://www.vmware.com/security/advisories/VMSA-2023-0008.html
概要
複数のVMware製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新するか、回避策を適用することで解決します。詳細は開発者が提供する情報を参照してください。
【5】複数のZyxel製品に脆弱性
情報源
https://www.zyxel.com/global/en/support/security-advisories/zyxel-security-advisory-for-remote-command-injection-vulnerability-of-firewalls
概要
複数のZyxel製品には、OSコマンドインジェクションの脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は開発者が提供する情報を参照してください。
【6】WordPress用プラグインAppointment and Event Booking Calendar for WordPress ‐ Ameliaにクロスサイトスクリプティングの脆弱性
情報源
https://jvn.jp/jp/JVN00971105/
概要
WordPress用プラグインAppointment and Event Booking Calendar for WordPress ‐ Ameliaには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
https://ja.wordpress.org/plugins/ameliabooking/#developers
【7】OpenSSLの64ビットARM向けAES-XTS実装に入力バッファ外読み込みの脆弱性
情報源
https://jvn.jp/vu/JVNVU91545757/
概要
OpenSSL Projectより、OpenSSL Security Advisory [20th April 2023]が公開されました。開発者によると、修正内容は次期リリースに含まれる予定で、以下のコミットでも修正されています。
・commit bc2f61ad(3.1ユーザ向け)
・commit 02ac9c94(3.0ユーザ向け)
関連文書
https://www.openssl.org/news/secadv/20230420.txt
https://git.openssl.org/gitweb/?p=openssl.git;a=commitdiff;h=02ac9c9420275868472f33b01def01218742b8bb
https://git.openssl.org/gitweb/?p=openssl.git;a=commitdiff;h=bc2f61ad70971869b242fc1cb445b98bad50074a
【8】NICTが「NICTER観測統計 - 2023年1 月-3月」を公開
情報源
https://blog.nicter.jp/2023/04/nicter_statistics_2023_1q/
概要
2023年4月26日、情報通信研究機構(NICT)は「NICTER観測統計 - 2023年1 月-3月」を公開しました。
NICTERプロジェクトのダークネット観測網における2023年第1四半期(1月-3月)の観測結果をまとめています。
【9】IPAが「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン 第3.1版」を公開
情報源
https://www.ipa.go.jp/security/guide/sme/about.html
概要
2023年4月26日、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン 第3.1版」を公開しました。第3.1版では、テレワークのセキュリティ対策の項目やセキュリティインシデント発生時の対応が追加されています。
関連文書
https://www.ipa.go.jp/security/guide/sme/ug65p90000019cbk-att/000055520.pdf
【10】IPAが「令和4年度中小企業等に対するサイバー攻撃の実態調査」の調査実施報告書を公開
情報源
https://www.ipa.go.jp/security/reports/sme/cyberkogeki2022.html
概要
2023年4月25日、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は「令和4年度中小企業等に対するサイバー攻撃の実態調査」の調査実施報告書を公開しました。
関連文書
https://www.ipa.go.jp/security/reports/sme/ps6vr7000001b5t7-att/Kougeki-jittai-houkoku2023.pdf
【11】JPCERT/CCが「攻撃キャンペーンDangerousPasswordに関連する攻撃動向」に関するブログを公開
情報源
https://blogs.jpcert.or.jp/ja/2023/05/dangerouspassword.html
概要
2023年5月1日、JPCERT/CCは「攻撃キャンペーンDangerousPasswordに関連する攻撃動向」に関するブログを公開しました。2019年6月から継続している攻撃キャンペーン"DangerousPassword"に関連すると考えられる暗号資産交換事業者への攻撃について、最近確認された攻撃手法を紹介しています。
【12】JPCERT/CCが「2023年1月から3月を振り返って」を公開
情報源
https://www.jpcert.or.jp/newsflash/2023042601.html
概要
2023年4月26日、JPCERT/CCは「2023年1月から3月を振り返って」を公開しました。2023年1月以降に確認された、影響範囲の広い脆弱性情報や脅威情報などをまとめています。